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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/03/14

【山梨】富士川町が学校窓ガラス強化

 富士川町の定例町議会が11日開会し、志村学町長は主要事業の取り組みや主な提出議案について説明した。建設関連事業では、学校施設などの窓ガラス飛散防止フィルム貼り工事や町消防団第3分団詰所整備、町民交流広場などの進捗を明らかにした。
 窓ガラス飛散防止フィルム貼りは、新年度から2カ年で増穂中学校、増穂小学校を対象に行う。このうち、増穂中学校は、窓がスチール製で建設当時のままとなっているため、建具アルミサッシ化工事を行うなかで、強化ガラスへの入れ替えを行う。
 町消防団第3分団詰所は、昨年夏に着工し年度内に完成する。今月24日には竣工式が予定されているが、新年度からは敷地内に耐震性防火水槽を整備する予定だ。
 町民交流広場はについては、2012年度に国土交通省の「かわまちづくり支援事業」の認定をうけ、一級河川富士川の河川敷にスポーツ公園などを整備するもの。13年度から親水護岸の詳細設計、14年度からは国で護岸の基盤整備を実施。新年度から町で町民交流広場整備を実施していく。
 施設概要は、ウレタン舗装による8レーンの400mトラック、走り幅跳びや砲丸投げ、走り高跳びの競技が行える陸上競技場、公式試合が行える人工芝サッカー場、あずま屋やベンチなど備えた芝生広場のほか約200台を収容可能な駐車場など備える方針だ。
 このほか、ますほ文化ホールの運営主体の在り方について検討した結果、ホール運営、事業運営、芸術文化の経営に精通した人材を取り込んだ文化ホールの管理運営を目的とした団体を設立し、平成29年度から指定管理者として管理運営を委託していく考えを示した。