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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/03/15

【群馬】前橋市が新年度の市営住宅改修事業概要を明らかに

前橋市は、新年度の市営住宅整備事業概要を明らかにした。メーンとなるのは、南橘町第五住宅団地でのNC棟の新築工事。発注は、建築、電気、機械の3分離を予定している。このうち、少なくとも建築工事は、6月定例議会に上程する契約案件となる見通しであることから、新年度早々の公告を目指す。このほか3団地でのエレベーター新設と2団地での給水設備工などを予定している。
南橘町第五住宅団地へ新築するのは、RC造6階建て、延べ床面積4048・16u、56戸のNC棟。建設予定地は、すでに更地となっている。総事業費は11億2000万円を試算しており、新年度から2カ年で工事を進める。
工事は建築、電気設備、機械設備の3分割で発注を予定している。このうち、少なくとも建築工事は6月定例議会に契約案件として上程される見通しであることから、早ければ4月早々にも公告となりそうだ。
同団地では、老朽化の進む団地210戸を解体し、3棟160戸の新設を計画。本年度に建設するNC棟で建設工事は完了となる。NC棟の建設は当初、本年度からの着工を予定していたが、国庫補助のタイミングがずれ込んだことにより、新年度に先送りしていた。
同事業ではこのほか、3団地へのエレベーター新設、2団地で給水設備の改修を計画している。
エレベーターの新設は、元総社町第一団地と国領第一団地、国領第二団地で実施する。元総社町第一団地へは、2基、国領第一団地と同第二へは1基ずつを新設する。新年度当初予算案では同工事費として1億9337万3000円を充てている。発注時期はこれから詰めていくが、早期の発注を目指す。市では、新年度に工事を行う3棟を含め、市営住宅37棟、計94基の新設を計画している。
給水設備の改修を行うのは、関根団地で1棟、広瀬第二十一団地で2棟の計3棟。いずれも、老朽化した給水管の更新を行う。
工事は、入居者と相談しながら発注時期を決める。同予算案には、工事費4258万5000円を計上している。