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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/03/17

【群馬】西口駅前ペデストリアンデッキ2016年度予定

高崎市は新年度、高崎駅西口ペデストリアンデッキの整備を進める。一般会計当初予算案には工事費5億2100万円を計上した。工事は西口駅前からイオンモール建設地前にかけての第1工区と高島屋から市営駐車場「ウエストパーク1000」までの第2工区で計画。現在第1工区では支障物件の撤去が終わり、7月ごろからデッキ設置を始める。同工区の完成は2017年5月ごろ。第2工区についても新年度中に着工し、イオンモールがオープンする来秋の完成を目指す。
一般会計当初予算案には、事業費5億2100万円を計上。内訳は、築造工事4億9000万円、地下埋設物移設工事負担金1700万円、水道管敷設工事負担金1400万円。
第1工区は、駅前から現在建設中のイオンモール東側までを整備する計画。そのうち市が担当するのは、駅からイオンモールに接続するまで。延長46・3m、幅員8・8m。上部工は上路式鋼床版鈑桁橋で、下部工は鋼管支柱橋脚。基礎工は、場所打ち杭φ2000o、延長29m。エレベーターとエスカレーターを整備する計画で、年度内にいずれかの発注が行われる。工期は17年5月ごろまでを見込む。
現在は、駅前広場の支障物件の撤去が終了したところ。5月ごろから既設デッキの解体に入り、7月ごろから新設工事に入る。イオンモール東側のデッキの施工はイオンが行う予定で、設計などを市と協議している。市が担当するデッキの施工は戸田建設(東京都中央区)が担当する。
第2工区は、16年度から17年度まで継続して行う。設置場所は、イオンモール北側から高崎高島屋前を経てウエストパーク1000まで。発注時期は未定だが、イオンモールの完成に合わせて17年秋までの完成を目指す。設計は本年度中にまとめる。
イオンモールは駐車場がないため市営駐車場である「ウエストパーク1000」と接続することによって、利便性の向上を図る。イオンモールには年間1000万人の来店者が見込まれており、ペデストリアンデッキを通じて高崎駅周辺の回遊性と安全性の向上が期待される。