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北海道建設新聞社
2016/03/19

【茨城】河内町の2016年度当初予算案が可決される

 河内町(雜賀正光町長)の2016年度当初予算案が15日、町議会定例会で承認された。2年目となる小中一貫校建設事業で工事費12億8923万9000円のほか、主なものでは町道整備事業の維持補修に4863万円、新設改良に2300万円、学校橋改良工事に1857万6000円、統合校通学路の測量設計に3640万円を予算化している。
 一般会計の総額は52億3815万円で、前年度比43・2%の増。そのうち普通建設事業費は、小中一貫校の建設によって同1075%増の16億4085万8000円となった。
 統合校建設事業は、3小学校、2中学校の統合校を「水と緑のふれあい公園」の多目的広場に新設するもので、昨年10月に校舎と体育館を分離で発注。校舎は細谷建設工業・常磐建設JVが税抜き15億7500万円で、体育館は大昭建設・桜井建設工業JVが同4億300万円で落札。
 いずれも工期は17年1月31日だが、17年4月から中学校が、18年4月から小学校が開校となる計画。
 道路関係では、町道整備事業で維持補修に4863万円。町道1282号線(大徳鍋子新田地内、L710m)など6路線が対象。
 同じく町道整備で、新設改良には2300万円を設定。対象は町道206号線の排水整備工事(L250m)など6路線。
 本年度から補修に取り掛かっている学校橋(手栗地内、鋼橋、L59m)では、新年度に第2工区を発注する。工事費1857万6000円を盛った。
 また、新設の統合学校の通学路となる町道3078号線(長竿地内、L500m)では、拡幅工事に向けての測量設計費として3640万円を充てる。
 そのほか生活環境改善事業として、民家防音工事に対する補助金5000万円を計上。成田空港の隣接区域に立地する民家のエアコン設置やサッシ改修が対象。
 さらに水道事業会計を見ると、資本的支出が9116万8000円で、前年度比27・9%の増。工事費を5780万1000円とし、配水ポンプ2台の更新を行う。