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建設経済新聞社
2016/03/24

【京都】二条城北西角の第2駐車場 10台収容に縮小、10月着工

 京都市は、中京区の元離宮二条城の北西角に計画している第2駐車場について、収容台数を当初計画の20台から半減し10台に縮小する考え。
 市は、東大手門や東南隅櫓等の威厳ある景観を確保するため、現在のバス駐車場部分及び東大手門前(北側多門塀前含む)にエントランス広場を整備するなど二条城東側空間を整備する計画の一環で、不足する駐車スペースを確保するため北西角に第2駐車場を計画している。
 当初は駐車台数20台収容、面積約2540u(間口約160m×奥行約16m)とし、約130本(松約40本、桜約15本、梅約15本、モミジ約30本、アラカシ等約30本)の伐採を計画していた。
 縮小計画案によると、観光バスの利用ピーク時に東側空間の普通車駐車場の運用方法を変更(頻忙期の10月のみ第1駐車場の普通車駐車場の一部をバス待機場に変更)することにより、駐車台数を半減の10台収容に縮小する。面積は約1470u(間口約85m×奥行約16m)とし、伐採は約40本(アラカシ25本、松、モミノキ等)にとどめ、梅、桜、モミジの大半を残す。松約40本、梅約10本、桜約5本等は苗圃内及び城内、城外への移植を検討している。駐車場整備にあわせ散策スペースを新たに設ける。
 市は第2駐車場予定地の土壌を採取し、CBR試験を実施した結果、計画地の地盤は十分な強度があることを確認した。強度の高い舗装材を採用し、場内の段差をなくし振動による影響を回避する。
 第2駐車場入出庫口には係員を配置。車両の入退場の誘導等で安全を確保する。
 今後の予定によると、4月以降はエントランス広場及び駐車場部分等実施設計(〜7月)、苗圃樹木移植等実施設計、石垣部分発掘調査を行う。7月頃に設計素案を二条城保存整備委員会の記念物部会への提示、文化庁との協議、保存整備委員会に修正案の提示を行う。8〜9月に現状変更申請(第1駐車場、第2駐車場樹木関連)を行い、現状変更許可が得られれば、10月頃から29年3月頃にかけて第2駐車場計画地の苗圃樹木伐採、移植、第1駐車場及び東大手門前工事、第2駐車場、第3駐車場、駐輪場整備工事を進める考え。29年夏にエントランス広場整備工事を行い、同年秋のオープンを目指す。
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 二条城東側空間の整備で、来城者を迎えるにふさわしい空間として東大手門前にエントランス広場を設け、景観の改善、安全性の向上、災害時の対応強化を図るのがねらい。主な内容は▽一般歩行者用のスペースと来城者用のスペースを区分▽エントランス広場内に防災ファニチャー、マンホールトイレを整備▽バス停幅の拡幅▽歩道の拡幅(3・0m→4・0m)▽生垣を撤去し柵をできる限り堀に寄せて整備▽ガイダンス看板の整備。バス駐車場は30台から11台、普通車駐車場は216台から120台に縮小する。