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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/03/25

【群馬】川場村が2016年度当初予算を公表

川場村(外山京太郎村長)は2016年度の当初予算を公表した。普通建設事業費は8億3672万円で、15年度の5億5560万円から2億8112万円(50・6%)の増額となっている。道の駅「田園プラザ川場」の施設整備、認定子ども園整備のための補助、村道谷地生品線3期工事といった、以前から計画されている整備事業が新年度に重なったことが増額の理由となっている。
道の駅「田園プラザ川場」の整備に、田園プラザ施設整備事業費2億8608万3000円を措置した。男子トイレの改築や女子トイレの新築をはじめ、敷地内に大型避難施設の整備や案内看板を設置する。緊急避難用ヘリポートを設ける予定もあり、用地の検討が進んでいる状況。単年度での事業完了を見込む。
認定こども園設立のために保育所等整備事業補助金2億7675万円を充てる。2017年度末で閉園予定の川場幼稚園に代わり、谷地にあるさくら川保育園を認定こども園にする計画で、新年度中に園舎が完成する予定。
3期工事が始まる村道谷地生品線道路改良事業に1億840万7000円を充当。民宿「休み石」から川場村ライスセンター付近を道路改良するほか、橋梁や補強土壁、護岸、望郷ラインに接続する交差点などの詳細設計を計画する。用地取得も進める。
役場近くを流れる桜川に架かる、新井橋の補修費として4500万円を盛り込む。本年度にプロファ設計(伊勢崎市)が実施設計を作成した。塗り替えや断面修復、舗装の打ち替えなど、全面的に修復を施す。
村などが出資する、株式会社ウッドビレジ川場運営の木材コンビナート事業に3270万円を振り分け、発電施設と農業施設の用地取得に充てる。道の駅とライスセンターの中間地点に建設を計画しており、発電施設の用地取得は本年度から始まっている。
そのほか◇ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業費1670万円◇農道整備や水路の改修などの小規模土地改良事業費3453万2000円◇川場小のトイレ様式化830万6000円−などを計上した。