トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2016/03/26

【石川】約12億投じ7月着工へ/バイテックファーム七尾

 七尾市大津町の旧金ケ崎小学校運動場に閉鎖型植物工場を建設し無農薬レタスの栽培に乗りだす、バイテックホールディングス(東京都品川区東品川3丁目6番5号)の今野邦廣代表取締役会長兼社長ら関係者が25日、県庁に谷本正憲知事を訪ね、計画内容を説明した。工場は7月着工、17年4月稼働、同5月の初出荷を予定する。設備投資額には12億円から13億円を見込む。
 それによると、同社の子会社であるバイテックグリーンエナジー(田上誠代表取締役社長)が、七尾市内の農家7戸、スギヨ、山成商事らと設立したバイテックファーム七尾(七尾市大津町壱八28番1、川越祐二郎代表取締役社長)が事業主体となってS造平屋建て約2200平方メートルの閉鎖型植物工場を建設し、1日あたり結球レタス約1056株、リーフレタス約7056株を生産する。結球レタスはこれまで工場栽培が不可能とされてきたが、光を漏らさない放物線型反射板構造とすることでランプ本数が少ない上、高い照度が可能となったことから実現した。
 バイテックファーム七尾では、森久エンジニアリング、金沢工業大学、社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院、石川県、INATOとコンソーシアムを組み、(1)業務用野菜向け大型化生産技術の確立(2)健康野菜などに求められる多様なニーズの把握(3)機能性や色などの特徴に着目した環境コントロール技術の確立(4)「安全」、「安心」、「安定」供給・利用モデルづくり―について研究する。
 進出表明で今野会長兼社長は「世界農業遺産である能登の里山里海のブランド、のと里山海道という交通インフラ、経済合理性がある電力という恵まれた環境の中で、行政や地域の賛同を得て進出することを決めた。必ず期待に応えたい」と決意表明した。

hokuriku