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北陸工業新聞社
2016/03/31

【石川】3月補正に民活調査費/津幡駅周辺まちづくり整備/津幡町/企業、商業施設など誘致へ

 津幡町は、15年度3月補正予算に、地方創生推進2251万1000円を計上した。国が一億総活躍社会の実現に向け、緊急対応として創設した地方創生加速化交付金が内示されたことを受け、交付対象の津幡駅周辺まちづくり事業および地域の福祉拠点づくり活性化事業に取り組む。
 計画によると、津幡駅周辺まちづくり事業は津幡駅東口駅前広場整備を含め民間活力による定住基盤整備など、拠点づくりのための調査を行うもので、津幡〜倶利伽羅駅間に計画される新駅整備も含まれる。補正予算は繰越明許費に設定されており、町では調査を行うコンサルをなるべく早期に委託する方向で今後調整を進める。
 津幡駅東口駅前広場整備にあたっては、旧国道8号に近接する位置的メリットを活かした企業誘致や石川工業高等専門学校と産業連携する研究型企業の誘致、並びに交流人口の増加を見据えた宿泊施設、商業施設の誘致などに重点を置いて調査が行われる見通し。
 16年度当初予算に盛り込んだ津幡駅東口及び新駅設置基本構想調査費250万円に関しては、東口駅前広場も含めた交付対象事業として今回内示されたことを受け、15年度補正予算に組み替えて対応する予定。
 津幡駅東口及び新駅設置基礎調査はジェイアール西日本コンサルタンツが担当。
 第5次総合計画(16〜25年度)の実施計画に登載された「津幡駅東口設置及び新駅整備事業」には総事業費7億8250万円が盛り込まれており、津幡駅東側跨線橋設置及び津幡〜倶利伽羅駅間で計画される新駅整備事業を促進する。
 一方、地域の福祉づくり活性化事業は、町内7地区における町社会福祉協議会の地区担当職員と既存の地区組織から発展させた組織が協働し、様々な機能を備えた「地区生活総合センター」の設置に向けた運営委託料に充てる。

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