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　　川崎市は、新川崎・創造のもり産学交流・研究開発施設整備事業の総合評価一般競争入札を公告した。入札参加者は、事業敷地を借地し、施設を設計・建設し、管理運営できる単独企業または複数の企業により構成するグループ。建設業務を担当する企業の要件は、経営事項審査点数（建築）が１２００点以上の者―などとなっている。
　予定価格（公共施設などの買取上限価格は26億７５９７万７８００円（税別）。入札参加資格確認申請書類は４月22日まで、入札提出書類は５月24日まで受け付ける。提案内容のプレゼンテーションを経て、６月上中旬に落札者を決定する。
　事業は研究開発や産学交流を促進するため、新たな研究施設（産学交流・研究開発施設）を整備するもの。事業用地約９２００平方�bに定期借地権を設定し、民間事業者に貸し付け、民間事業者が施設（延べ１万６０００平方�b）を設計、施工する。完成後は、施設の一部約６４００平方�bを川崎市が買い取り、管理・運営。残りの延べ約９６００平方�bは、整備を行った民間事業者が所有し、自らの費用で維持管理・運営する。６月には落札者と基本協定を、９月には事業契約を締結し、２０１７年度中の公共施設部分の買い取り、供用開始を予定している。
　整備予定地は幸区新川崎３０８ノ７ほか。
　提供：建通新聞社