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建通新聞社(中部)
2016/04/01

【愛知】東岡崎駅周辺整備計画北東街区民間事業者プロポ 岡崎市

 名鉄東岡崎駅周辺地区整備事業を進める岡崎市は、北東街区に複合施設などを整備する民間事業者を選定するため、公募型プロポーザルによる募集要項を発表した。説明会や現地見学会を経て6月1〜3日で参加表明、7月6〜8日で応募を受け付ける。8月上旬に優先交渉権者が決定する見通し。
 同事業には、事業者が直接補助金を受けることができる国土交通省の「都市機能立地支援事業」の活用を想定している。募集要項によると、提案施設は最寄品を扱う施設を含めた周辺住民や駅利用者らのための生活利便機能を併せ持つ複合施設とした。施設規模などは問わない。
 このほか、「明代橋公園」、駐輪場の整備を盛り込んだ。駐輪場は自転車1400台、バイク23台分を整備。公園は事業用地と乙川間に整備するもので、面積は約900平方b。乙川リバーフロント地区と連続性を持つデザインの公園整備を求めている。
 対象の事業用地は、上明大寺町2ノ14ノ1の面積6559平方b。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率400%。現在整備中の「明大寺交通広場」東隣で、旧「市営吹矢駐車場」や「東岡崎自転車等駐車場」の跡地。10年以上30年未満の事業用定期借地権を設定、有償で貸し付ける。
 同事業は、北東街区の有効活用事業として進めるもので、「人と乙川を結ぶにぎわいと憩いが共存し、都市に活力が生まれる魅力ある空間の創出」を目指す。事業者には「魅力ある都市空間」の創造、「にぎわいの空間」「憩いの空間」の創出を目的に導入する機能の提案を求めている。
 今後のスケジュールは、優先交渉権者の決定後、17年1月上旬に契約締結を経て、17〜18年度で工事を進める計画。19年4月の供用開始を目指す。

提供:建通新聞社