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大分建設新聞社
2016/04/07

【大分】受注獲得へ組合設立、日田市のコンサル7社

 日田市の測量設計業務の7社は、維持補修業務などの受注獲得を目指して、日田測量設計協同組合(川島真一代表理事・拒ェ量企画センター社長)を設立した。先に組合設立披露を兼ねて事務所開きをした。
 事務所開きには、来賓の原田啓介日田市長や大森洋一県中小企業団体中央会組織支援課長、組合関係者など24人が出席。神事の後、原田市長は「橋梁やトンネルなどの維持補修調査や設計は、専門技術者がいる業者への業務発注が義務付けられており、これまで市内の業者には発注できなかった。今回、組合設立で専門技術者を雇用し、資格取得にも取り組むと聞いている。非常に頼もしく思う。市は業務などの発注は、地場企業最優先に考えている」と激励を込め祝辞。
 公共土木工事は減少し、橋梁やトンネルなどは長寿命化傾向にある。これまで受注できなかった業務を地元で受注しようと7社が協議を重ね、2月1日に協組を設立。点検技術者4人、測量士1人、事務員1人の6人で活動する。
 川島代表理事は「県中小企業団体中央会の協力をいただきながら、ようやく業務がスタートできることになった」と喜んでいる。コンサルタントの組合設立は、県内で初めてという。
 事務所は、日田市大字東有田959番地1。市東有田振興センターから東に約1`の県道48号日田玖珠線沿い。
 組合員は他に、大日測量設計梶A鞄喧L開発コンサルタント、九州測量梶A拒麹測量コンサルタント、泣宴塔hマップ、泣Cサモト土地企画設計。

提供:大分建設新聞社