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建通新聞社(中部)
2016/04/19

【三重】朝明小移転、地元など調整後に基本構想 四日市市

 四日市市教育委員会は、朝明小学校の移転建て替えに向け、2016年度当初予算に基本構想の委託料500万円を確保している。現在、地元の自治会やPTAなどの関係者を対象に、事業に関する説明会を行っている。これらの調整作業にめどを付けた後、基本構想の委託業務を発注する方針。
 同校のある大矢知地区は生徒数が多い上に、学校が同地区の中央付近に位置していないなどの課題がある。これらを解消するため、同構想で移転後に同校において取り組む教育内容のほか、新施設の規模、建設候補地の選定、整備スケジュールを検討してまとめる。
 現在、同校の施設は▽管理教室棟(鉄筋コンクリート〈RC〉造3階建て延べ1441平方b)▽教室棟(RC造3階建て延べ1536平方b)▽普通・特別教室棟(RC造3階建て延べ2285平方b)▽技術棟(鉄骨〈S〉造平屋205平方b)▽体育館(RC造平屋904平方b)▽武道場(S造平屋366平方b)▽プール(RC造、25b×13b)―などとなっている。一番古いもので、1972年に建築した施設がある。生徒数は15年5月1日現在で704人。

提供:建通新聞社