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建通新聞社
2016/04/12

【大阪】大阪府 東住吉警察署改築 基本計画策定へ

大阪府は、東住吉警察署庁舎(大阪市東住吉区東田辺2ノ11ノ39)の建て替え事業で、基本計画策定業務を2016年度の上半期中に外注する。現地での改築を予定しているが、現在建設地の再検討を進めており、移転改築となる可能性もある。府は上半期中に結論を出し、できるだけ早い段階で基本計画の策定に着手したい考えだ。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2880平方b。敷地面積は2640平方b。建設後40年以上が経過し、著しく老朽化が進んでいる。また、職員の増加により手狭感も顕著で、建て替えが急務となっている。
 現行の計画では、大阪市が管理するJR高架跡地(東住吉区山坂)に仮庁舎を建設。現庁舎を解体し、跡地に新庁舎を建設する。新庁舎の規模は今後検討するが、6000〜7000平方b程度を想定している。
 スケジュールは、16年度に基本計画を策定、17年度に仮庁舎の実施設計を行う。18〜19年度で新庁舎の基本・実施設計を進めるとともに、仮庁舎を建設する。20年度に現庁舎の解体工事と新庁舎の建築工事に着手、22年度の完成を目指す。総事業費は約40億7000万円。
 ただ、移転改築となった場合は、仮庁舎建設の必要性がなくなり、スケジュールや事業費が変更される見込み。

提供:建通新聞社