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大分建設新聞社
2016/04/13

【大分】旧大野高校解体へ、団地造成は来年1月

 豊後大野市は、大野町田中の国道57号沿いの市有地(旧大野高校跡地)を利用して、オリジナル住宅約26区画を造成する。市は、現在利用している、教育委員会の支局や市のケーブルテレビ放送拠点施設、武道場、体育館は残して、ほかの既存建物を解体する。
 解体工事は、第1四半期に旧大野高校の製パン工場など(453・23平方b、工期約3ヵ月)、7月頃に旧校舎(奥の普通科教室棟、校舎手前の特別教室と理科棟など3729・55平方b、同約6ヵ月)を発注する。
 解体工事が終わる29年1月頃に、団地内の整備工事にかかる。各工事とも工期は約5ヵ月。▽団地造成=土木一式工事、造成9740平方b▽団地内道路=舗装工事、L=469b▽団地内上水道新設=管工事、L=700b▽同下水道新設=管工事、L=850b▽公園整備=土木一式工事、歩道L=368b▽幹線道路改良=舗装工事、L=324b。
 同事業は、市が宅地を整備して定住を希望する人に分譲し、施主が地元業者に設計・施工を発注して建築。また地元産材を使い、若者でも購入しやすい低価格の、施主オリジナルの住宅地になる。
 市が28年度当初予算にオリジナル住宅構想事業費2億7555万円を盛り込み、うち造成工事費は2億5700万(分譲地部分1億4500万円、環境整備部分1億1200万円)を計上している。

提供:大分建設新聞社