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日本工業経済新聞社(茨城)
2016/04/02

【茨城】境町が当初予算案公表

 境町(橋本正裕町長)の2016年度当初予算が明らかになった。「子育て支援」「教育の充実」「移住・定住の推進」「防災関連」に取り組むとし、主な事業では水素自動車の充電施設を建設するスマート水素ステーション導入事業に1億7010万円、町道1―1号線の道路改築事業に7700万円、雨水排水整備事業に1800万円、防災用備蓄庫設置事業に1250万円を計上している。
 一般会計の総額は89億3800万円で、前年度当初比9・7%の増額編成。そのうち投資的経費は5億5421万5000円で、同35・7%の増となっている。
 新規事業ではまず、水素自動車の充電施設として、スマート水素ステーションを整備する。事業費1億7010万円を設定し、充電施設の設置工事を実施する計画だ。また、水素自動車のリース料として48万円を確保している。
 雨水排水整備事業は、ゲリラ豪雨などに備えた都市下水路を整備するため、調査業務を委託するもの。場所は町の市街地全域を計画しており、事業費1800万円を設定する。
 防災用備蓄庫設置事業は、町の5行政地区に1カ所ずつ倉庫を設置するもので、予算額は1250万円。
 道路関連では、町道1―1号線の道路改築事業に7700万円。宮戸川に架かる橋梁などを対象に、整備を推進する。
 さらに、道路維持管理事業には補修修繕費など3085万1000円、道路ストック整備事業には5000万円、生活圏道路整備事業には5937万6000円を盛り込んだ。
 そのほか、染谷川の改修事業には2250万円を投じ、調査測量や設計、下流側の改修工事などを行っていく。