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鹿児島建設新聞
2016/04/15

【鹿児島】2016年度県立学校施設整備 予算規模は64億円

 2016年度県立学校施設整備の事業概要が明らかになった。県学校施設課によると、校舎改築は川内高校と喜界高校に着手するほか、鹿児島工業高校は15年度からの継続。楠隼中高一貫教育校は3期目の寄宿舎を整備する。予算規模は、64億1936万1000円となるもよう。 
 事業内容を見ると、高等学校建物整備(41億3952万8000円)のうち、川内高校は、管理特別教室棟を整備。建物規模は、RC造4階建約2780u。渡り廊下(S造平屋建て約260u)も設置するもよう。債務負担行為に限度額5億8094万5000円を設定。 
 喜界高校は15年度に実施設計の対象が管理教室棟(RC造2階建程度約1700u)と付属棟、基本設計は特別教室棟など。17年度を支出年度とする限度額4億457万2000円も計上。 
 産業教育施設整備(1億7062万5000円)は、鹿屋工業で産振棟大規模改修を実施。鹿児島工業では体育館、校舎に続き、産振実習棟の改築を計画。15年度に基本設計を実施。16年度以降に実施設計を委託するもよう。建物規模は、RC造4〜5階建7450u。 
 県立学校空調設備整備(2億2687万9000円)は、鹿屋や武岡台などで計画。運動場整備(1億6231万3000円)は大島で工事、甲南で設計を予定。体育施設整備(9166万円)が楠隼(中学部)でプール、古仁屋は武道場を改修。 
 楠隼中高一貫教育校施設整備(11億8188万7000円)は、寄宿舎の最後となる3期(W造2階建約1650u×2棟)を整備。 
 特別支援学校建物整備(4億4646万9000円)では、武岡台養護と南薩養護が校舎大規模改修、鹿児島高等特別支援は実習室を新築する。