トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/04/18

【埼玉】関東整備局が16年度重点的安全対策まとめる

 関東地方整備局は工事事故防止に向けた2016年度重点的安全対策をまとめた。架空線の損傷事故を防ぐために新規項目として「準備作業時や予定外作業時においても、架空線等の存在を失念しないよう周知を徹底する」ことを盛り込んだ。架空線の損傷事故は13年度から重点的安全対策に定めているものの、14、15年度と増加。防止が大きな課題となっている。
 このほか新規項目をみると、建設機械の稼動に関連した人身事故防止に向け、オペレーターに対して機械の取り扱い説明書を順守した操作方法について十分な教育を行うことを明記した。
 またロープ高所作業を行う場合は、ライフライン設置、作業計画の策定、特別教育などを実施する。
 飛来落下の防止対策も強化する。具体策として防網設備の設置、立入区域の設定、保護帽の着用徹底などを示した。