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建通新聞社(中部)
2016/04/20

【愛知】豊富など5学区で児童育成センター整備へ 岡崎市

 岡崎市は、2016年度事業の児童育成センター整備事業として、豊富学区の施設を複合施設として改築するほか、梅園学区など4学区で増設する計画だ。豊富学区は既存施設の解体工事を含め6月をめどに発注する見通し。
 豊富学区の児童育成センターは、1969年に建築した施設で、老朽化が進んでいる。改築とともに「学区こどもの家」の機能を盛り込んだ複合施設として建設する。複合施設の規模は木造平屋約300平方b。従来の放課後児童クラブに加え、軽スポーツなどが可能な多目的室や造形図書室などを整備する。
 利用対象について市では、待機児童のみならず夜間は地域に開放、活用していく方針だ。所在地は樫山町西ノ沢3。設計はKARIA(岡崎市)が担当した。
 児童育成センターは、放課後の待機児童に対応する施設として、各学区内に配置。老朽施設に対する整備を順次進めている。16年度事業では豊富学区のほか、梅園、岡崎、竜美丘、矢作南の4学区で増設を計画している。
 矢作南学区では、現在の矢作南学区市民ホーム(大和町字西島57ノ1)の1室を改造するほか、他の3学区は軽量鉄骨造平屋120平方b程度の施設をリースにより設置する見込み。梅園学区は梅園学区市民ホーム(稲熊町4ノ12ノ4)の駐車場、岡崎学区は岡崎児童育成センター(針崎町字大坪10ノ7)の敷地内、竜美丘学区は大西配水場(竜美台1ノ4ノ1)の敷地内に設置する。
 市では、5学区の整備費として1億2618万円を当初予算に盛り込んだ。

提供:建通新聞社