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建通新聞社(神奈川)
2016/04/20

【神奈川】神奈川県企業庁 漏水対策強化 音聴式漏水調査サイクルを2年に短縮 

 神奈川県企業庁は、漏水対策の強化を図る。2016年度の事業として、音聴式漏水調査のサイクルを短縮するとともに、相関式漏水探知器を用いた河川の伏越部などへの調査を試行する予定だ。
 給水区域全域で実施している音聴式漏水調査は、従来の4年で1巡しているが、調査サイクルを2年に短縮。地下漏水をより早期に発見する。音聴式漏水調査の管路延長は4179`。16年度予算には、調査費として1億6440万円を計上した。
 相関式漏水探知器(水道管に伝わる漏水の音波を捉える機器)を用いた調査(試行)は、河川や水路の下などの伏越部の水道管や浄水場と配水池を結ぶ大口径の基幹管路が対象。相関式漏水探知器を用いた調査を試行し、より効果的な漏水調査手法を検討する。調査対象は伏越部調査251カ所、基幹管路65`。調査費として16年度予算に1357万円を計上した。
 提供:建通新聞社