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建設経済新聞社
2016/04/21

【京都】久御山に特養ホーム施設 RC造4階建、延5400u 30年度開設へ整備計画

 社会福祉法人弥勒会(理事長清水純子氏、井手町井手弥勒1−1)は、久御山町内に特別養護老人ホームの施設整備を計画している。誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる社会を構築する地域包括ケアシステムを実現するために必要な福祉拠点とすることなどを要件に久御山町が事業者を募集して同法人を選定したもので、これまでに整備場所や機能などについて協議を重ねるなど準備を進めている段階。30年度中の開設を目指す。
 計画によると施設規模はRC造4階建、延5400u(建築面積1900u)の予定。特別養護老人ホームは入所定員110人で、ユニット型と従来型の併設。また、ショートステイ(定員10人)、防災拠点型地域交流スペース(190u)を配置する。
 このほか、地域の高齢者及び障害者が在宅で継続的に生活が送れるようにサポートすることを目的としたデイサービスセンター(通所介護及び認知症・障害者対応型通所介護)や、各室にミニキッチン、トイレを備えた居住空間を整備するケアハウス、そして訪問看護ステーションを併設することにしている。
 なお、京都清水メディケアシステム(旧名称・京都伏見しみず病院グループ)の社会福祉法人弥勒会は、井手町高齢者総合福祉センターいでの里(井手町井手)をはじめ、京都市伏見区で特別養護老人ホーム日野しみずの里、特別養護老人ホーム深草しみずの里などを運営している。