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建通新聞社(中部)
2016/05/06

【三重】16年度事業概要を公表 国交省紀勢国道事務所

 国土交通省紀勢国道事務所は、2016年度事業概要を公表した。事業費の合計は65億1500万円で、熊野尾鷲道路(U期)事業に42億2000万円、熊野道路事業に1億円、松阪多気バイパス事業に13億7000万円、交通安全関係事業に8億2500万円をそれぞれ計上している。
 各事業について、熊野尾鷲道路(U期)では、12年度に事業化された尾鷲北インターチェンジ(IC)〜尾鷲南ICの延長5・4`区間で道路改良工事や橋梁工事、トンネル工事などを進めていく。14年度に事業化された熊野道路の熊野大泊IC〜熊野IC(仮称)では、地質調査や水文調査、環境調査や用地買収などに着手する計画。
 松阪多気バイパスでは、松阪市上川町地区の延長0・8`区間で橋梁上部工事、改良工事、舗装工事を進め、同年度中に暫定2車線での開通を予定している。また、松阪市下蛸路町から八太町間で橋梁上部工事、改良工事などを進め、17年度に暫定2車線での開通を目指す。
 交通安全事業では、通学路の安全確保をはじめとする交通事故の防止などを目的に歩道整備を5カ所実施し、重点的な交通事故対策が必要な区間について交差点改良工事を1カ所実施する。

提供:建通新聞社