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建通新聞社(中部)
2016/04/27

【岐阜】10月にも進入路工事 恵那西工業団地開発

 恵那市土地開発公社が事業主体として開発を進めている「恵那西工業団地」について、用地取得に係る事務手続きが終わり次第、恵那市が事業担当する進入路の工事を早ければ10月に発注する。公社が担当する造成は2017年度に発注する予定だ。造成工事の発注業務も恵那市が担当する。
 進入路は工業団地へのアクセス道路として、長島町中野のまきがね公園入り口の西側道路を利用し、恵那西中学校の東側を通る形で整備する。延長は約1000b、幅員は9・25b。16年度は入り口部分の約100bを整備し、17年度に残りの900bの整備を造成工事と同時進行で行う計画だ。
 恵那西工業団地は、隣接する中津川市にリニア中央新幹線の岐阜県駅と中部総合車両基地が整備されるため、リニアによる効果を見込んで新たな企業誘致を行うために整備する。18年度下期の事業完了を目指し整備を進めている。
 開発地は恵那市武並町竹折、三郷町野井、長島町中野にまたがる農地約24万平方b。造成面積は19万5000平方bで、幹線道路延長1・1`と上下水道(合併浄化槽による各企業処理)を整備する。
 分譲する平地面積は11万1000平方bで、3区画に分ける。
 用地費を含めた総事業費は、進入路が約2億4000万円、造成が約17億円となっている。
 関連する業務などは、進入路の測量設計を国土防災技術岐阜営業所(恵那市)が担当した。開発地の測量設計・開発認可申請書作成を大矢コンサルタント(恵那市)が担当した。

提供:建通新聞社