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日刊建設タイムズ社
2016/04/27

【千葉】1・2億円で横河と実施設計/小見川病院建て替え

 香取市東庄町病院組合(香取市南原地新田438、宇井成一組合長)は、新病院建設に伴う実施設計を横河建築設計事務所(東京都品川区上大崎2―25―2)と今月14日付で契約した。委託名称は「国保小見川総合病院建設事業実施設計業務委託」。契約金額は1億2603万6000円(消費税込み)。委託工期は2017年2月28日。17年度に着工し、18年度までの2か年で建設。同社は昨年度のプロポーザルで当選し、基本設計を担当。随意契約で実施設計を契約した。
  本年度は実施設計のほか、地質調査、医師住宅解体工事、駐車場整備工事などを予定。地質調査は「新病院建設事業に係る地質調査業務委託」を指名競争入札で発注し、来月11日に開札となる。医師住宅解体工事、駐車場整備工事は一般競争入札で9月ごろの公告を予定。事業費は組合の当初予算に工事費8749万円、委託費1億5698万1000円の総額2億4447万1000円を計上している。
  同事業は、施設の老朽化や狭隘化から建て替え、新病院を建設する。新病院の建設場所は既存駐車場及び医師住宅跡地。用地面積は約7985u。建物規模はS造(耐震構造)4階建て延べ約9695u(建築面積約4460u、最高高さ約18・5m)。病床数は100床(一般70床、地域包括ケア30床)。建物本体の概算工事費は44・9億円(消費税抜き)を見込む。。
  事業スケジュールは、本年度で実施設計を行うとともに既存医師住宅解体と仮設駐車場整備を実施。17〜18年度で新病院を建設し、18年度の本体完成を目指す。その後、19年度から既存病院の解体や外構(駐車場)整備工事を実施する。既存病院跡地には駐車場を整備。駐車台数は患者用260台程度、職員用160台程度を確保する。
  建物の階構成は、1階(4290u)が外来、救急、中央検査、放射線、内視鏡、人工透析、薬剤、医事、地域医療連携・在宅事業、医療安全、会議室、更衣室、中央倉庫など、2階(3175u)が病棟、リハビリテーション、3階(1905u)が手術、中央材料滅菌、臨床工学、栄養給食、管理、機械室、屋上階(325u)が電気室、機械室。外来部門を1フロアに集約配置し、患者の移動負担を少なくし、病棟を1フロアに集約。看護単位は東病棟(50床)、西病棟(50床)の2単位とする。k_times_comをフォローしましょう
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