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建設新聞社(長崎)
2016/05/07

【佐賀】第2最終処分場整備 唐津市清掃センター

16年度から測量調査着手
  18〜20年度の3カ年で建設工事

 唐津市は、2016年度から市清掃センター(同市北波多)の第2最終処分場整備事業の測量調査に着手する。16―17年度の2カ年で生活環境影響調査、基本設計、実施設計などを行い、18―20年度の3カ年で建設工事を実施する予定。
 第2最終処分場整備は、市清掃センターに隣接している現在の最終処分場の埋め立て容量が9割を超えているために実施するもの。計画地は同センター東側の山林を予定しており、計画埋め立て容量は最大で約10万立方bを想定(調査設計段階で詳細な検討を行う)。焼却灰や不燃残渣(中間処理後残渣)などを埋め立てる計画で、埋め立て期間は約15年間となる。
 市では16年度当初予算に市清掃センター第2最終処分場整備事業費1億1559万円を計上し、17年度の債務負担行為として7700万円を設定している。16年度から用地測量や生活環境影響調査、基本設計などに着手、17年度に実施設計を行う。
 現在の計画では18―20年度の3カ年で建設工事を行う予定で、21年度中の供用開始を目指す。
 このほか、市は16年度当初予算に市清掃センター長寿命化事業費5億1623万円、同センター維持管理業務費6億2414万円を計上。長寿命化事業では高圧受変電盤工事を新たに発注。維持管理業務では▽施設の定期点検・修繕など4億0161万円▽最終処分場浸出水対策工事2449万円▽焼却固化灰場外搬出処分9534万円▽芳谷集会所建て替え工事(木造平屋約240平方b)9791万円―などを実施する。
ksrogo