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建通新聞社(岡山)
2016/05/06

【岡山】岡山県 建有建物164棟の劣化状況調査を外注へ

 岡山県財産活用課は、延べ床面積が1000平方bを超える県内164棟の県有建物・設備を対象として施設劣化状況調査を外注する。業務は県内のエリアをほぼ東西に分割、5月18日に指名競争入札で委託先を決める。
 施設保全に必要な修繕優先度などを判断する客観的資料を作成するため、劣化状況などの実態把握を行うもの。業務期限は10月末までの予定。
 建築、電気、機械の重要な部位、設備の状況を、建物ごとに調査。建物状況等を経過年数、劣化現象、不具合具合の3つの視点で点数化し、統一的な基準でランク付け(劣化診断)を行い、施設の劣化状況を把握する。県では調査結果を県有施設管理業務支援システムに取り込み、今後の修繕やライフサイクルコストなどの試算などの参考としていくという。
 対象建物は、東部エリアが県立美術館(岡山市北区天神町)や生涯学習センター、県立図書館、県立博物館、各県立高校など81棟。西部エリアが工業技術センター(同北区芳賀)や児島湖流域下水道浄化センター、総合展示場コンベックス岡山、笠岡陸上競技場、各県立高校校舎など83棟。

(提供:建通新聞社)