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日刊建設工業新聞
2016/05/09

【鳥取】県土整備部5月補正20億円 16年度交付金道路85億円を追加,早着・補助合わせ132億円に

 県土整備部は2日、2016年度の国交付金を活用する道路事業費として85億円を各県土整備事務所・局に追加配分した(第3次)。4月に配分した早着と補助事業と合わせた累計は132億円。今後、同部は「5月補正」に20数億円を要求することにしており、5月補正後の予算はほぼ前年度並みとなる見通し。
 社会資本整備総合交付金と防災・安全交付金の各道路事業は、国から2日付で交付決定された。国の認証額は同部の当初予算を上回っており、今回の配分について同部は「当初予算の範囲内」(道路建設課)と説明。さらに、交付金と補助事業の認証増分26億円を5月補正に計上し、5月県議会後に追加配分(第4次)する。
 第3次配分の主なカ所は、県道鳥取空港賀露線(賀露工区)に1億8100万円。17年度内のバイパス完成に向けて着工する。主要地方道若桜下三河線(岩屋堂工区)では1億円を配分してトンネル設計などに着手するほか、主要地方道津山智頭八東線(大呂2工区)は虫井神社手前のバイパスに1億3400万円を手当てした。
 また、県道清谷北条線は新田橋の耐震補強に1億4200万円。主要地方道溝口伯太線(阿賀〜原工区)は7300万円で原工業団地入り口付近を改良する。このほか国道183号河上工区には1億5000万円を配分した。
 各県土の3次配分額は次の通り。カッコ内は累計額
▽鳥取県土=県道鳥取空港賀露線、県道矢矯松原線(吉岡温泉町〜松原工区)など92カ所に21億2300万円(41億6900万円)
▽八頭県土=国道482号舂米バイパス、主要地方道若桜下三河線など45カ所に9億6300万円(13億8300万円)
▽中部県土=主要地方道鳥取鹿野倉吉線・片柴2工区、主要地方道倉吉青谷線(松崎工区)など111カ所に18億0700万円(25億0100万円)
▽米子県土=主要地方道溝口伯太線、国道431号弓ヶ浜工区など106カ所21億5200万円(30億3100万円)
▽日野県土=国道183号河上工区、国道180号本山橋歩道橋など69カ所に11億4200万円(15億6200万円)