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西日本建設新聞社
2016/05/11

【熊本】熊谷組で無人施工着手 南阿蘇の斜面崩壊工事用道路

 熊本地震に伴い、南阿蘇村(阿蘇大橋地区)で発生した大規模な斜面崩壊について、九州地方整備局は二次災害を防ぐために緊急的な対策工事に着手した。事業費は約20億円。5日から熊谷組が無人重機を操作しながら工事用道路の造成に入った。
 工事は、大規模な斜面崩壊に伴い、約700b斜面上部に残る大量の不安定土砂の崩落を防ぐ目的。はじめに工事用道路300bを整備し、土砂をせき止めるための土留擁壁工300bを設置した後に、崩落した法面対策工3万平方bを実施する。
 施工は九州地方整備局と大規模災害時応急対策協定を結んでいる日本建設業連合会九州支部から推薦を受けた熊谷組が担当する。現場は、不安定土砂がいつ崩壊してもおかしくない状況のため、無人施工化用のバックホウなどを導入、現場から20〜30b離れたオペレーター室で遠隔操作しながら作業を進めている。今のところ法面対策工までに至る作業のメドはたっていないという。
 九地整では、斜面崩壊個所の安定化、国道57号・325号、JR豊肥線の復旧を含めた「阿蘇大橋地区復旧技術検討会」(5月10日に初会合)を設置し、早期復旧に向けた対策を検討していく方針だ。

提供:西日本建設新聞社