トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2016/05/12

【大阪】播磨臨海地域道路 三つの優先区間選定

国土交通省近畿地方整備局は、新設を計画する播磨臨海地域道路について、優先的に整備を進める区間(優先区間)を選定した。優先区間は、▽第二神明〜明姫幹線▽高砂〜飾磨バイパス(BP)▽飾磨BP〜広畑―の3区間。5月9日に行われた有識者による社会資本整備審議会道路分科会近畿地方小委員会(第15回会合)で優先区間案を了承。今後、概略ルート・構造の検討を進め、整備による早期の効果発現を目指す。
 播磨臨海地域道路は、兵庫県南西部の姫路市、高砂市、加古川市、明石市、播磨町、稲美町、太子町の4市3町で構成される播磨臨海地域に新設する計画。神戸と明石市境の第二神明道路付近〜太子竜野BP付近の全長約50`を結び、並行する現国道2号BPなどの混雑解消を図る。
 概略ルート・構造の検討に当たっては、三つの優先区間の東端・第二神明から西端・姫路市広畑付近までの延長約35`区間について、都市計画と環境アセスメントの手続きを進める計画だ。
 小委員会では、地域住民や道路利用者らの「国道2号BPへの交通集中がひどい。ほぼ毎日渋滞で使い物にならない」「渋滞に起因する事故が多すぎる」といった意見聴取結果が報告されるなど、早期整備の必要性があらためて示された。

提供:建通新聞社