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建通新聞社
2016/05/16

【大阪】大阪府 北区、城東区の待機宿舎建て替え

大阪府は、警察待機宿舎の建て替え事業で、2017年度に「北@待機宿舎」と「城東A待機宿舎」の建築本体工事に着手する見通しだ。いずれも19年度の完成を目指す。
 北@待機宿舎(大阪市北区)の新築規模は、鉄筋コンクリート造11階建て延べ2810平方b。100室を配置し、1室当たり面積は23平方b。
 既存規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1143平方b(40室)。老朽化のほか、各居室が狭く(1室当たり面積13平方b)、トイレや風呂も設置していない。建築年度は1961年度。
 事業費は約15億9000万円を見込み、内訳は設計費など約5000万円、撤去工事費約3000万円、新築工事費約15億1000万円。実施設計はアイ・エフ建築設計研究所(大阪市中央区)が担当している。
 城東A待機宿舎(大阪市城東区)は、既存の世帯用宿舎(1、3号棟)を単身寮として建て替える。新築規模は、鉄骨造4階建て延べ2258平方b。70室(1室当たり面積23平方b)を配置する。
 既存規模は1号棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ513平方b(12戸)、58年度の建築。3号棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ1664平方b(32戸)、60年度の建築。
 事業費は全体で約11億7000万円。内訳は設計費など4000万円、撤去工事費6000万円、新築工事費約10億7000万円。実施設計は大和建築事務所(大阪市中央区)が担当している。

提供:建通新聞社