トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2016/05/17

【京都】大宮小の長寿命化改修工事 公募型プロポで設計選定 29年6月頃の着工を想定

 京都市は、北区大宮中ノ社町の大宮小学校について、環境に配慮した長寿命化事業を計画。28年度は設計業者を選定し設計を進める。
 整備スケジュールによると、長寿命化改修工事は29年6月頃から30年2月頃を想定する。あわせて行う給食室増築とプール改修工事は29年12月頃から30年6月頃を想定する。
 市は27年度に大宮小、鏡山小、西ノ京中、双ケ丘中を対象にした「環境に配慮した学校施設の長寿命化事業(第6グループ)にかかる基本計画策定業務委託」について、公募型プロポーザルで業者選定し、浦辺設計(大阪市中央区)で進めた。
 28年度は、5月16日付で「京都市立大宮小学校整備工事設計業務委託ただし、環境配慮型長寿命化改修ほか建築及び設備基本設計・実施設計業務委託」について、公募型簡易プロポーザルで公告した。
 業務内容は、@環境配慮型長寿命化改修工事に係る基本設計・実施設計A給食棟ほか新築工事に係る基本設計・実施設計B学校プール防災機能強化等リニューアル改修工事に係る基本設計・実施設計C既存給食棟ほか解体撤去工事に係る実施設計。
 対象施設は、第1校舎はRC造2階建、延約445u(改修)、第2校舎はRC造2階建、延約897u(改修)、第3校舎はRC造3階建、延約1976u(改修)、第4校舎はRC造3階建、延約1980u(改修)、エレベーター棟はS造3階建、約16u(増築)。
 第2校舎東側に給食室を増築。規模はS造平屋建、約300u。
 RC造で約480uのプールの水槽の改修、プールサイド及び老朽化した付属物の改修、腰洗槽の新設、プールサイドの拡張、機械室の老朽化した部分の改修を行う。
 W造平屋建、約144uの既存給食棟、S造平屋建、約48uの渡り廊下、CB造平屋建、約14uの体育倉庫を解体する。
 プロポ参加資格は、▽一級建築士事務所としての登録▽京都市の一般競争入札有資格者名簿(京都市競争入札参加有資格者名簿(測量・設計等)における登録種目が建築設計であるもの)に登載されている単独企業であること等。
 参加表明書の提出は6月13日まで。提出場所は京都市都市計画局都市企画部都市総務課技術担当(рO75−222−3641)。技術提案書の提出期限も同じ。
 概算予定価格は4434万円(税抜)。履行期間は29年3月15日。
 6月21日に書面審査を行う予定で、6月23日に受託候補者選定結果を通知する予定。