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建設経済新聞社
2016/05/18

【京都】楽只・鷹峯市営住宅の団地再生 29〜30年度に楽只新5棟建設

 京都市は、北区の楽只・鷹峯市営住宅の団地再生事業について、28〜29年度に楽只11・12号棟の住宅改修等工事を進め、29〜30年度に楽只13〜15号棟の改修工事とともに、楽只新5棟(仮称)の工事を進める考え。31年度は楽只6〜10号棟及び16号棟を解体する計画。
 楽只市営住宅11・12号棟(RC造5階建、各棟40戸・計80戸、昭和47年築の11号棟は住戸専用面積42・6u、昭和49年築の12号棟は住戸専用面積43・8u)の住宅改修等工事については、工事請負契約締結案を20日開会の5月市会に提出する。施工は高塚工務店(京都市西京区)。請負金額は7億2036万円。竣工期限は29年5月31日。
 工事概要は@住宅改修工事、耐震改修、外壁改修、住戸内改善(浴室設置等)一式、施工面積3878uA自転車置場新築工事、S造平屋建、3棟、延49uB物置新築工事、S造平屋建、2棟、延9u。電気設備工事、衛生及び空調設備工事、畳工事は別途発注で、電気設備工事、衛生設備工事はそれぞれ5月31日に開札する。
 29〜30年度に建設する計画の楽只新5棟は楽只児童公園西側の北区紫野花ノ坊町31−3他の更地1533uに建設する。北側にある鷹峯市営住宅(1号〜4号棟)の住民が新5棟に移転する。
 市は26年度に新5棟の基本計画を環境・建築研究所(京都市左京区)でとりまとめ。27年度に設計を中村設計(京都市下京区)に委託して進めるとともに、地質調査をアースプロジェクト(京都市左京区)で実施した。
 《団地再生事業の概要図=楽只6〜10号棟及び16棟、鷹峯1〜4号棟が集約棟、楽只11〜12号棟及び楽只13〜15号棟が継続活用棟、楽只21〜23号棟が更新棟》