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大分建設新聞社
2016/05/20

【大分】エコエネ活用51%に、県新エネルギービジョン改定 

 県は、27年度末に、14年3月に策定した「大分県新エネルギービジョン」を全面改定した。対象期間は28年度から36年度までの9年間。改訂したビジョンは、最近のエネルギーをめぐる情勢変化などを踏まえ、エコエネルギーの導入推進や省エネルギーの推進などを基本方針としている。そのため、ビジョン全体の進捗を図る指標として、エコエネルギー活用率(県内のエネルギー消費量に占めるエコエネルギー導入量の割合)を設定し、現状(26年度)の33%から目標年度の36年度までに51%に引き上げることを全体目標にしている。
 全体目標を達成するための主な個別目標は、次の通り。
 ◇エコエネルギー導入量(増加率が高い項目)
▽項目=@26年度(現状)A36年度(目標)B増加率
▽太陽光発電=@599、658`hA1、367、970`hB128%
▽風力発電=@11、497`hA58、997`hB414%
▽温泉熱発電=@425`hA2、925`hB590%
▽バイオマス発電=@19、901`hA117、801`hB492%
▽小水力発電=@1、694`hA5、168`hB208%
▽燃料電池(エネファーム)=@263`hA1、509`hB500%
 ◇省エネルギーの推進
▽項目=@26年度(現状)A36年度(目標)
▽クリーンエネルギー自動車(燃料電池自動車を含む)導入台数=@45、430台A145、843台
▽エコエネルギーを活用したスマートコミュニティの形成件数=@−A4ヵ所
▽家庭用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)の1000世帯当たり所有数量=@13台A630台
▽水素ステーションの設置件数=@−A7ヵ所
▽省エネ関連補助金を活用した省エネ設備導入支援件数=@47件A80件。

提供:大分建設新聞社