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建設新聞社(長崎)
2016/05/31

【長崎】組合施行で諫早中心部市街地再開発

栄町東西街区市街地再開発事業 再開発組合
権利変換後に解体 本体着工は17年度か
  東西に2棟のビル計画 総工費は約34億円完成イメージ図

 諫早市中心部で計画されている栄町東西街区市街地再開発事業に関して、再開発組合は今年9月末頃までに実施設計を完了。権利変換認可後、解体工事に着手し、2017年度中に本体建築工事に着手する予定だ。2棟のビル建設を計画。総事業費は約59億円。このうち本体工事にかかる費用は約34億円となる見通しだ。
 敷地面積は約5902平方b。設計により若干の変更もあり得るが、現時点における再開発ビルの建築面積は約4222平方b。延床面積は西街区が約1万0581平方b、東街区が約7060平方b。このうち西街区は地上10階建て。東街区は地上5階建てが予定されている。
 構造は西街区が鉄筋コンクリート造、東街区が鉄骨造となる見込み。西街区には1―2階に店舗、2階に保育所を備える。3階から10階までは分譲住宅で72戸を建設。隣接する東街区は1階が店舗。2階以上が24時間入出庫可能の立体駐車場(228台分)となる。
 市商工観光課によると、権利変換が認可された後、地権者が現在の施設を明け渡し。その後、既存の建築物を解体除去し整地した後、順調なら17年度中に本体の建築工事に着手。着々と進め、東街区の工事を先に完了。その後、西街区の工事を終える予定でいる。
 栄町東西街区市街地再開発事業は、国から認定を受けた新・諫早市中心市街地活性化基本計画の中の目玉の一つで、現在テナントを募集中。同組合はこの事業により再び商店街に賑わいを取り戻したい考えでいる。施設概要






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