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　県中部総合事務所県土整備局は、現在開かれている５月定例県議会で総額７億８１００万円の公共事業費を補正する。国の内示額と県が当初に予算化した整備費の差額を今回の議会で補正することになったもので、２０１６年度の予算は前年を１・05％上回る56億８０００万円。今年２月の補正予算を加えた14ヵ月予算は67億５２００万円で、対前年比を１・25ポイント上回る規模になる。
　今回補正する予算は、地域高規格道路（倉吉関金道路）２億０２００万円、橋梁補修１億８６４０万円、交通安全５１００万円、舗装補修９４４０万円。構造物修繕２１００万円、治山事業１億１０００万円、急傾斜地崩壊対策事業９０２０万円など。このうち橋梁補修は、国道１７９号倉吉大橋に９０００万円を予算化し、車道部の舗装工事を進める。
　治山事業は、吉田地区（三朝町）、野井倉地区（琴浦町）のほか、新規の藤津地区（湯梨浜町）、下西谷地区（三朝町）が採択される。急傾斜事業は、穴鴨２地区（三朝町）。山田地区（三朝町）、下西谷２地区（三朝町）の工事費などを予算化する。
　補正する主な予算は次の通り。
※高規格道路
▽国道３１３号倉吉関金道路＝２億０２００万円。
※交通安全対策
▽主要地方道赤碕大山線（尾張工区）、県道倉吉東伯線（槻下２工区）など５路線に５１４０万円。
※橋梁補修
▽国道３１３号倉吉大橋、主要地方道鳥取鹿野倉吉線・竹田橋、主要地方道東伯関金線・新関金橋など11橋に１億８６４０万円。
※橋梁耐震補強
▽県道大栄赤崎線・加勢蛇橋＝１５４５万円。
※治山事業
▽吉田地区復旧治山（三朝町）、藤津地区復旧治山（湯梨浜町）、下西谷地区緊急予防治山（三朝町）、野井倉地区奥地保安林保全緊急対策（琴浦町）に１億１０００万円。
※急傾斜地崩壊対策事業
▽山田地区（三朝町）、穴鴨２地区（三朝町）、下西谷２地区（三朝町）に９０２０万円。