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建通新聞社(中部)
2016/06/14

【三重】湯の山道路の供用に向け事業推進 三重県

 三重県四日市建設事務所は、一般国道477号四日市湯の山道路整備事業で、2016年度は菰野町潤田地内の橋梁上部工や土工の発注を進める。このうち、土工(盛り土工)区間について、15年度までに約50%の発注を済ませ、16年度に残りの土工を発注し、17年度に施工を完了させる。18年度、舗装工や交通安全施設工事を発注、供用開始に向けた仕上げ作業を進める。
 16年度の橋梁工事について、潤田高架橋の上部工工事を1号橋と2号橋に分けて第2四半期に入札を行う。上部桁の形式は2橋とも5径間連続鈑桁。橋長は197b、全幅は8b。工期はどちらも21カ月。場所は菰野町潤田地内。
 土工は県道四日市菰野大安線(ミルクロード)と国道306号に挟まれた、東西に延長約2000b区間内を対象に、現在の施工状況を見ながら発注を進める。第2四半期入札分は潤田地内がその4(延長170b)とその5(延長150b)の2件、吉沢・大強原地内が延長180b区間の1件。第4四半期入札分は潤田地内がその6(延長180b)、その7(延長200b)、その8(延長140b)の3件。大強原地内が、その4(延長240b)とその5(延長250b)の2件。これらの施工区間では、構造物として本線と側道の間に補強土壁、重力式の小型擁壁を築造する。
 このほか、潤田地内で交差する国道306号の歩道整備工事(延長約460b×2線)を第2四半期に入札を行う。国道306号を北進して477号潤田インターチェンジ(仮称)方面に向かう右折レーン(滞留区間)の延長を伸ばすことなどに伴い、幅員3bの歩道敷きを現状より外側に整備する。15年度は東側の歩道の整備を済ませ、16年度は西側で実施する。これに伴い、国道306号の交差点前後の全幅を現状の12bから16bに広げる見通しだ。
 音羽地内では道路整備に伴い、かすみ堤の機能を南側に復旧するための河床掘削約1万8000立方b、張りブロック工による護岸工延長100bを第2四半期に入札する。

提供:建通新聞社