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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/06/03

【山梨】総合球技場の建設委員会スタート

 県内への総合球技場整備について検討する県の委員会の初会合が3日に開かれ、規模や機能などの協議に着手した。委員会では県内および国内外の球技場の状況などを参考に、それぞれの立場から意見を交換した。
 総合球技場は、県関係団体や県民からの整備要望などを受けて検討を開始。後藤斎知事は2016年2月定例県議会で「総合球技場整備による波及効果や県民の声の高まりを踏まえ、整備を前提に検討委員会を設置し、施設の機能、規模、建設場所、運営方法などの検討に着手してまいります」と述べている。
 建設場所については、総合球技場の機能が最大限に発揮できるよう、交通の利便性が高く、本県を象徴する地域となる、「小瀬スポーツ公園(甲府市小瀬町)周辺を含めたリニア駅近郊への整備を目指す」と説明。県が検討を進めているリニア環境未来都市における施設として位置付けてまいりたいとした。
 検討委員会は県内外のスポーツ団体関係者などで構成。年内に報告書をまとめる。
 検討委員会に並行して県では、球技場基本構想策定業務について企画提案の募集を行っている。