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大分建設新聞社
2016/06/09

【大分】補剛桁が連結、大田杵築線の1号橋

 別府土木事務所が整備している、杵築市溝井の大田杵築線(仮称)大田杵築1号橋(L=172・5b)の補剛桁が6日、中央部分で連結した。
 施工者の三井・川田JVが高さ約70bの鉄塔にケーブルクレーンを設置し 、鉄塔頂部から吊り下げた足場に長さ6・7bの左右の桁部材を積み込み、ケーブルクレーンで中央部までゆっくりと移動させた。
 部材の両端の4面に、直径25_の穴が約200個あり桁同士の穴を合わせ「トルシア形高力ボルト」を使用して内外から締め付ける。その際、杵築側の橋台と補剛桁の間に左右各2基ずつのジャッキを挟み、桁の長さを調節しながら穴の位置を合わせていく。
 今後は、約3週間かけて桁架設の設備を撤去し、9月頃から補剛桁の接続部分(ボルト締め部分)をサビによる腐食を防ぐため現場で塗装する。その後、10月頃から床版工の施工に入り、29年3月の完成を目指す。

提供:大分建設新聞社