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日刊建設タイムズ社
2016/06/10

【千葉】県の特定農業用管水路香北第3/3億円で加藤洲、中洲工区

 県香取農業事務所は、特定農業用管水路等特別対策事業香北第3地区(香取市)で本年度から用水路工事に着工する。工区を加藤洲、中洲、附洲、公官洲の4工区に分割。このうち加藤洲工区と中洲工区で工事を実施する。管は塩ビ管、FRPM管で、延長は加藤洲工区3・25q、中洲工区5・4qの合計8・65qを予定。事業費は約2億9000万円を見込む。
  加藤洲工区は3月29日、中洲工区は今月25日に実施設計を開札し、いずれも国際創建コンサルタント(千葉市中央区新田町5―10)が落札した。落札額は、加藤洲工区が予定価格1518万円(消費税抜き)に対し1430万円(同)、中洲工区が予定価格1768万円(同)に対し1655万円(同)だった。工期は加藤洲工区が6月30日、中洲工区が来年2月28日。加藤洲工区は塩ビ管でφ300〜500o、中洲工区は塩ビ管及びFRPM管でφ300〜700o。
  同地区は昨年度の採択地区で、事業期間は2015〜20年度の6か年。総事業費18億9000万円(事務費、工事雑費除く)を投入し、既存の石綿管約20qを撤去し、新たに塩ビ管やFRPM管に更新する。更新延長は約21qを見込む。
  地区は、1964年度から78年度にかけて3期に分けて実施された県営ほ場整備事業香北地区の第2、2―2工区に当たる場所。用水管の口径125o以上は石綿管が使用されており、設置後40年以上を経過した現在は、石綿管接続部等で漏水が多発するようになり、維持管理作業に苦慮している。このため、石綿を含有しない製品に代替し、農業経営の安全と農業の持続的発展を図る方針。
  同事業では既存石綿管約2万963mを撤去し、新たに2万1494mを塩ビ管、FRPM管に入れ替える。用水路別の延長は中洲用水(かんがい面積340ha)が8・1q、附洲用水(同136ha)が1・9q、公官洲用水(同294ha)が8・2q、加藤洲用水(同159ha)が3・3q。
  管種別の内訳は、硬質塩ビ管(VU)φ300〜500oが延長1万6360m、同φ125〜250oが3820m、FRPM管φ600〜700oが1314m。撤去延長は、石綿管の更新対象が1万7563m、更新対象外のうち併設等による撤去が3400m。
  新設管は管理上、道路下に布設する。宅地下に敷設されて撤去できない一部の区間は、石綿の破損防止のために管内エアーモルタルを充填し、管体の面化対策を行う。端部の取付部については、コンクリートで巻き立てた囲い込みを行い、万全対策を施す。
  同地区は3期に分けて事業を実施。07〜12年度で香北第1地区を実施し、約1・7qの石綿管をφ600〜800oのFRPM管に更新。また、10年度から香北第2地区に着手し、13・6qの更新を進めている。管種別の延長は、FRPM管φ600〜800oが2960m、硬質塩ビ管φ350〜500oが4483m、同φ50〜300oが6172m。事業期間は17年度まで。今回の香北第3地区が最後となる。k_times_comをフォローしましょう
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