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北陸工業新聞社
2016/06/13

【富山】基本計画でプロポ/氷見市新文化施設整備/公民連携へ手法調査

 氷見市は、閉館した市民会館に代わる「新文化施設」の建設地について、幸町にある旧市民病院跡地が適当と結論付けた。それを前提に、基本計画の策定に乗り出す。
 6月補正予算案に公民連携による新文化施設計画推進事業費として1335万8000円を計上した。
 市では、公民連携で立地、機能、規模、複合化に加え、事業手法や整備手法ついて基本計画を策定するとし、専門業者を募集したい考え。選定にあたってはプロポーザルを採用。7月にも手続きに着手する。
 4月に発足した立地適正化計画・新文化施設基本計画について考える市民会議と歩調を合わせて進め、17年3月までに取りまとめる。
 公民連携では、事業主体となる「まちづくり会社」を設立し、一体的な設計・施工および監理といった手順がイメージされている。
 建設地とされる旧市民病院跡地は、敷地面積が1万8362平方メートルあり、国道160号、415号に面し交通アクセスが良い。オープンは20年度を目指す。
 なお、6月補正予算案は一般会計が9807万円(累計額209億7517万円)。主な事業は▽市民プール・トレーニングセンター営繕費 190万円▽老人休養ホーム寿養荘営繕費 710万円|。13日開会の市議会6月定例会に上程される。

hokuriku