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北陸工業新聞社
2016/06/20

【石川】タカラレーベン(東京)/金沢に初進出へ/ホテルに続き、マンションもバブル?!/市中心部で第1号物件/18年中の完成、分譲目指す

 自社ブランドマンションの企画・開発・販売を展開しているタカラレーベン(東京都新宿区、島田和一社長)は県内に初進出する。金沢市中心部で第1号となる新築分譲マンションの建設を計画しており、順調に行けば18年中の完成、分譲を目指していく。
 現在、タカラレーベンは新潟、富山、福井の3県で分譲マンションを手掛けているが、石川県内については、これまで分譲マンションの適地を厳選していた。現在、基本プランの策定に着手しており、中層建てで、都心部にふさわしい居住環境を提案する。
 金沢市内では北陸新幹線の開業に併せて、大手、地元資本が競うようにマンション計画を次々と打ち出している。今秋には積水ハウスグループの積和不動産中部(愛知)が北陸3県初の分譲マンション「マストスクエア金沢」を完成させるほか、フージャースコーポレーション(東京)が市内で2棟目の建設計画を進めている。
 さらに北國銀行旧本店跡地に三菱地所グループ(東京)でマンションブランド「ザ・パークハウス」を全国展開する三菱地所レジデンス(同)が日本海側に初めて進出するほか、金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業では大京(東京)が事業協力するなど、金沢市内は県外、地元資本による『マンションバブル』の様相を呈している。

hokuriku