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建通新聞社四国
2016/06/21

【徳島】鳴門市企業局 競艇場Pパーク設計を開始

 鳴門市企業局は、4月からリニューアルオープンした「ボートレース鳴門」にプレイパークを整備するため、基本計画の策定を含む設計業務を開始した。委託先は四国建設コンサルタント鳴門出張所(鳴門市)。年内をめどに業務をまとめ、早期整備に備えていく。
 ボートレース鳴門新スタンド東南側にある屋外広場や駐車場スペースに、市民が多目的な用途に利用できる公園施設を整備する。新スタンド建設の基本構想時には開放的な屋外スペースとして、芝生広場、屋外ステージのほか、フットサルや3on3が可能な多目的広場、キッズルームなどが見込まれていたが、具体的な内容についてはこれから詰めていく。業務では屋外広場と駐車場を合わせ約1・1fを対象に、市民や関係機関などと協議しながら整備内容を検討し、基本計画、基本設計、実施設計を進めることにしている。
 なお、対象地の一部となる屋外広場は、ことし7月に初開催されるSG(21stオーシャンカップ)に向け、大型テントを設置するため、当面利用ができなくなる。また、来年以降もSGの開催が見込まれる場合、テントの設営が長期化することも予想されるため、基本計画のとりまとめに少し時間を要することも考えられる。このため、2016年度内には一部工事発注を予定しているが、年度末までの設計完了、17年度以降の工事発注に変更することも考えられる。
 また、今回の設計業務では、企業局が管理する老朽化した桑島テニス場のリニューアルやボートレース場内の老朽化フェンスの更新などの設計も行う予定。

提供:建通新聞社