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建通新聞社
2016/06/23

【大阪】大阪国道 無電柱化新規着手へ八丁畷設計

国土交通省大阪国道事務所は2016年度、新たに無電柱化の推進で1カ所、交通事故重点対策・交通安全施設等整備で3カ所の事業着手を計画している。このほか、御堂筋共同溝は立て坑の仕上げを予定。道路施設の維持管理・更新では、国道2号淀川大橋の床版取り替え(公告済み)を重点的な取り組みとするほか、管内自治体への技術支援など、総合的な対策の展開を図る。
 無電柱化の新規着手箇所は、国道171号八丁畷電線共同溝の高槻市宮野町〜野見町の3・9`区間。今後詳細設計を外注する。国道26号大和川以北電線共同溝については本年度中の新規着工を予定。第2四半期に工事を発注する。このほか事業中の国道1号京橋電線共同溝や桜小橋電線共同溝なども含めると全9件の工事発注を予定(発注見通し4月1日公表時点)。いずれも2〜3四半期に発注する。
 交通事故重点対策・交通安全施設等整備の新規着手箇所は、国道25号本郷橋交差点改良(柏原市)、国道171号朝日町地区歩道整備(高槻市)、野田交差点改良(〃)の3カ所。いずれも設計を外注していく。
 御堂筋共同溝は、すでに本体工が完了しており、工事用搬入口として利用していた立て坑(元町2交差点北側)の仕上げのほか、機械・電気などの付帯設備を進める。また、立て坑の仕上げに併せて、近接する歩道橋の撤去と横断歩道新設を行う。
 国道2号淀川大橋は直轄工事で初となる技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)により5月13日に公告済み。事業者の選定手続きを進める。
 道路施設の維持管理・更新では、大阪府道路メンテナンス会議での検討などを踏まえ、府内の道路施設の現状や課題への総合的な対策を継続する。
 ※「無電柱化の推進」「交通事故重点対策・交通安全施設等整備」の16年度事業箇所一覧は電子版に掲載中

提供:建通新聞社