トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2016/06/24

【香川】用地造成設計をチェリーコンに委託 県府中果樹研究所整備

 香川県は県営府中果樹研究所整備事業で用地造成実施設計をチェリーコンサルタント(高松市)に委託した。建物用地造成設計や地下水調査のためのボーリングを行うほか、主に用地造成に伴う擁壁設計を進める。設計期間は2017年2月24日まで。同事業で敷地内の老朽化した本館などの既存施設改築の基本設計は三野設計(丸亀市)が担当し1月29日に完了。16年度に本館改築などの建物実施設計に着手し、一方で本館などの構造物に耐えうる擁壁とするため、今後、委託される建物実施設計と、今回の用地造成実施設計との間で調整しつつ17年度以降の擁壁工事を含む用地造成や本館改築工事などに備える。
 農業試験場府中果樹研究所(坂出市府中町6117ノ1)整備は、敷地内の老朽化の著しい本館など既存施設を建て替えるもの。基本設計によると本館の規模は鉄筋コンクリート造一部3階建て延べ1025平方b。選果場が鉄骨造平屋280平方b、選果荷卸場が鉄骨造平屋180平方b。付属棟(車庫肥料倉庫、廃棄物保管庫)なども整備する。
 同研究所の既存研究農地は8f。現場が山の斜面となるため既存の本館が建つ上段より下段の旧選果場の位置する場所に、同選果場を取り壊した後に新本館を建て替える。改築の敷地に充てる用地全体を上・中・下段に分け、各段の間に建物構造物に耐えうる擁壁を設置する。
 施工手順も現本館を残しつつ、最下段で用地造成により更地にした選果場跡地に新本館を建設。同完成後に現在の本館を取り壊す。敷地の中段には新選果場や車庫など付属棟を配置する。
 同整備事業の期間は15年度から20年度までの6年間。15年度に改築基本設計を三野設計、用地造成の基本設計をチェリーコンサルタントが担当した。
 府中果樹研究所は県の強みを生かしたオリジナル品種の育成・開発▽海外輸出も視野に入れた独自産業化を目指す栽培・流通・貯蔵の技術開発▽地球温暖化に対応した高品質で生産の安定した技術開発―を再編後の研究の方向性にしている。併せて展示室の設置・拡充やオープンラボ機能も備える。

提供:建通新聞社