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日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/06/28

【埼玉】埼玉県建設産業団体連合会が通常総会

 埼玉県建設産業団体連合会(古郡一成会長)は24日、2016年度(平成28年度)通常総会をさいたま市南区の建産連研修センターで開き、事業計画などを承認したほか、役員の選任で古郡会長の続投を決めた。古郡会長は「引き続き会長をさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします」とあいさつした。
 総会に先立ち県の幹部を招き講話を実施。西成秀幸県土整備部副部長と諏訪修之都市整備部副部長が、それぞれ部内の16年度予算概要および主要事業について説明した。
 古郡会長は「これから県がどのように県民の安心・安全のために事業に取り組んでいくかということが良く分かりました」とお礼を述べた。また総会開始後は「先日も担い手3法に関わることで皆さんにお集まりいただきました。今年度からの事業として大切なことなのでご協力をいただきたい」と呼び掛けた。
 議事では15年度事業報告、会計収支決算、16年度事業計画および会計収支予算、定款の変更、役員の選任についてそれぞれ審議し、原案どおり、全議案を全会一致で可決した。
 事業計画では、建設産業に関する調査研究および提言、建設産業に従事する者の能力開発および経営改善の支援、建設産業に関する啓発宣伝事業−など5つの柱を中心に事業を展開する。
 新たなものでは、古郡会長があいさつでも触れたが、県と連携のもと埼玉県建設産業担い手確保・育成ネットワークを運営する。各種イベント・講習会などの開催を通じて、建設産業の活性化と担い手の確保・育成に寄与する。
 役員改選では、古郡会長の再選のほか、副会長には星野博之埼玉県建設業協会長、北田功埼玉県造園業協会長、大原萬彌埼玉県空調衛生設備協会長、田中芳樹埼玉建築設計監理協会長、高岡敏夫埼玉県建築安全協会長の5人が就任した。