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建設経済新聞社
2016/07/01

【京都】28年度吉田地区ESCO事業 7月14日から参加受付

 国立大学法人京都大学は6月30日、公募型プロポーザル方式で「平成28年度京都大学吉田地区ESCO事業」を公告した。
 参加表明書は7月14日から19日まで受け付け、提案書は9月26日から28日を受け付ける。プレゼンテーションは10月21日に行う予定。最優秀提案を1件及び優秀提案を数件選定し、最優秀提案を行った提案者が最優秀提案を行った提案者は優先交渉権者となり詳細診断を行う。優先交渉権者の決定・選考結果の通知は10月28日。契約の締結は11月25日。設計・工事・試運転調整期間は契約締結日から29年3月31日まで。ESCOサービス開始期日は29年4月1日。
 契約方式は改修工事条件付ギャランティード・セイビングス契約とする。
 選定ESCO事業者が行う業務の範囲は、@省エネルギー改修に関する設計、施工、施工管理及びその関連業務A工事に関連する全ての手続き業務及びその関連業務B省エネ設備にかかる補助金申請及びその関連業務(ESCO事業者の提案によるものとし、提案はなくてもよい)CESCO契約期間内におけるESCO設備の維持管理業務DESCO契約期間内におけるESCO設備及びこのESCO設備に関連する既存設備の運転管理指針に基づく助言業務EESCO契約期間内における省エネルギー量・CO2排出削減量の計測・検証業務FESCO契約期間内における省エネルギー削減の保証業務。
 事業場所は、北部構内(京都市左京区北白川追分町)の旧農業簿記研究施設、農学部総合館、農学研究科2号館、農薬系研究室本館、理学研究科6号館北棟、農学・生命科学研究棟、本部構内(京都市左京区吉田本町)の文学部校舎、総合研究13号館、医学部構内(京都市左京区吉田橘町)の先端科学研究棟、病院構内(京都市左京区聖護院川原町他)の臨床研究総合センター、薬学部本館、中央診療棟・第二臨床研究棟、外来診療棟(地下駐車場含む)、メディカルイノベーションセンター棟。
 提案は対象施設全体の省エネルギー率1・6%以上、CO2削減率が1・6%以上の提案に限る。
 初期投資費用限度額は1億2200万円(設計費・工事費・監理費等を含む。消費税別)。またESCOサービス料の限度額は1億8500万円(消費税別)。
 応募者の資格要件(単独企業あるいはグループ)は、省エネルギー改修後のエネルギー削減量及び削減金額を計測・検証することができる者、事業役割を担う応募者はESCO事業の実績(提案を除く)があること、設計役割を担う応募者は一級建築士、建築設備士、技術士(建設、電気・電子、機械又は衛生工学)もしくはエネルギー管理士のいずれかの資格者又はこれらに類する資格者が所属する者であること、建設役割を担う応募者は提案内容に該当する種類の建設工事に係る特定建設業の許可又はこれに類する許可を受けた者であること、建設役割を担う応募者は文部科学省の27・28年度一般競争入札参加資格者名簿に登録されているものであること等。
 担当は京都大学施設部環境安全保健課サステイナブルキャンパス推進室(рO75−753−2363)。