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建通新聞社(静岡)
2016/07/04

【静岡】御殿場市 玉穂地区での市民の森・クロスカントリーコース整備を計画

 御殿場市は、玉穂地区での市民の森・クロスカントリーコース整備を計画している。団地管連絡道路に面する土地で整備する。「玉穂地区市民の森ゾーン」(第1工区、計画地面積9・7f)と「スポーツ交流・体験活動ゾーン」(第2工区、計画地面積12・55f)の2つで構成。第1工区は2016年度内に基本構想策定と実施設計を行い、17年度から整備工事に着手、18年度の供用開始を目指す。第2工区は16年度に基本構想策定と用地取得をし、17年度は引き続き用地取得と国協議、18年度に実施設計と整備工事をしたのち、19年度の一部供用開始を目指す。
 第1工区の玉穂地区市民の森ゾーンは主に玉穂総有財産管理組合所有地で整備する。主要施設は▽メインゲート・駐車場▽管理棟(メインゲート付近。多目的室や更衣室、シャワールームなどを併設)▽多目的広場(メイン。面積2f以上で芝張り。)▽多目的広場(サブ。0・1〜0・3f程度、芝張り)▽ジョギング・トレーニングコース(広場の外周に1`コース。表層面にウッドチップやダートなど敷設。必要に応じて場内導線を横断するブリッジやアンダーパスなどを設置。照明灯や防犯灯設置についても検討)▽遊歩道(舗装路)▽駆け上がりトレーニング場▽展望台▽東屋(給水所併設)▽ベンチなど。その他、キャンプやバーベキュー用のエリアの整備を検討する。メインの多目的広場付近にはイベント用ステージを設ける。
 第2工区のスポーツ交流・体験活動ゾーンの主要施設は▽クロスカントリーコース(競技会向け)▽クロスカントリーコース(その他)▽自然体験・ふれあい交流広場など。クロスカントリーコース(競技会向け)は、周回2`程度のコースを整備する。給水所や休憩所、トイレを分散設置する。その他のクロスカントリーコース整備においては、利用者の要望や意見を取り入れながら段階的にコースの延長やショートカットなど追加整備を行う。その他、同ゾーンに150b程度の直線走路を設ける。直線走路はオールウェザー舗装走路2〜3コース、アンツーカーまたはシンダー舗装走路2〜3コースを検討している。
 同市は現在、基本構想案についての意見を7月11日まで募集している。意見を提出できるのは、市内に住所か事務所、事業所を有する者、市内に通勤、通学する者、市への納税者、本事案に利害関係を有する者。提出方法は持参または郵送、ファクス、電子メール。市は、集まった意見を含めてさらに検討を進め、8月に策定を完了する方針だ。


提供:建通新聞社
(2016/7/4)

建通新聞社 静岡支社