トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2016/07/04

【大阪】大阪府など落札率(測量・建設コンサル)

大阪府、大阪市、堺市の2015年度測量・建設コンサルタント入札の平均落札率が本紙調査で分かった。昨年度と比較すると、府で1・7ポイント、大阪市で0・4ポイント下げた一方で、堺市では0・5ポイント上昇する結果となった。5年前と比較すると、堺市で20・3ポイント、府で5・9ポイント、大阪市で2・7ポイントそれぞれ上昇した。堺市の上昇率が目立つのは、12年度に監理業務の入札で最低制限価格制度を導入したため。12年度以降は80〜82%台をキープしている。
 建築設計・監理の落札率は、府が80・5%(対前年度比=0・8ポイント減)、大阪市が84・0%(同=0・7ポイント増)、堺市が82・8%(同=0・4ポイント減)。建設コンサルタントでは、府が77・0%(同=2・7ポイント減)、大阪市が83・5%(同=0・7ポイント減)、堺市が78・3%(同=0・8ポイント減)となり、前年度と比べていずれも下降した。
 また、15年度入札の不調・不落件数では、府は、不調・不落件数は31件あり、そのうち不落随契は1件だった。大阪市は、不調(中止・取りやめ)件数が25件で、不落随契は11件。堺市は、不調(中止・取りやめ)件数は17件で不落随契案件はなかった。
 ※大阪府・大阪市・堺市の件数・落札率推移(建設コンサル)の表は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社