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北陸工業新聞社
2016/07/04

【石川】新規着手、総延長は1500m/県道串加賀線「大聖寺道路」/県道路建設課/45億投じ、22年度の完成目指す

 石川県土木部道路建設課は、地方道改築事業の一環で、今年度から加賀市の大聖寺市街地とJR加賀温泉駅や同市医療センター(4月開院)を最短で結ぶ「一般県道串加賀線(大聖寺道路)」の整備に新規着手する。
 計画によると、大聖寺道路の施工区間は同市大聖寺敷地〜大聖寺菅生町地内で、総延長約1500メートル、幅員6・5メートル(12・0)メートル。整備に伴い、両地域間のアクセスが大幅に向上するほか、現道区間における通過交通の排除により、人家連担部の安全性も高まると期待されている。
 串加賀線の現道は、大聖寺地区と加賀温泉駅間を直結するルートではなく、幅員も狭いうえ、一方通行区間があるなど、アクセス道路として十分な機能を果たしていない状況だった。
 県では、2022(平成34)年度末の北陸新幹線金沢・敦賀間の開業も見据えて、今年度から大聖寺道路の整備を推進する。全体事業費に45億円を投じ、同年度の完成を目指していく。
 なお、一般県道串加賀線県単道路改良工事(設計)業務委託は、日本海コンサルタント(金沢市泉本町2丁目)が担当している。

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