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建通新聞社
2016/07/06

【大阪】大阪府 豊中新千里南本体工を第2Q

大阪府は、府営豊中新千里南住宅の第1期建て替え事業で、建築本体工を2工区に分けて、早ければ第2四半期にそれぞれ発注する。電気設備、機械設備工もそれぞれ2工区に分け、第3四半期に発注する予定だ。第1期事業では、13階建て2棟の新築工事を実施する。
 第1期の新築規模は、1棟が鉄筋コンクリート造13階建て延べ5097平方b(90戸)、もう1棟が同造13階建て延べ6079平方b(83戸)。付帯施設として、自転車置き場、駐車場、ポンプ室、電気室棟、防火水槽、ごみ置き場、雨水貯留槽などを整備する。いずれも約2年の工期を見込む。場所は豊中市新千里南町1、2。
 建築実施設計は高橋建築設計事務所(堺市堺区)、設備実施設計は創英設計(大阪市中央区)が担当している。
 豊中新千里南住宅は、1967〜68年度に建設された。中層耐火構造の35棟(1025戸)で構成しており、住戸タイプは2K〜4LDK、住戸面積は45〜70平方bとなっている。
 2014年度に示された事前評価点検表によると、全ての住棟が耐震性の低い構造となっているため、全住棟を建て替える。新築規模は鉄筋コンクリート造12〜13階建て、10棟(853戸)。住戸タイプは1DK〜4DK、住戸面積は36〜72平方b。16年度に工事着手し、30年度の全体完成を目指す。
 全体事業費は約139億9000万円を見込み、うち工事費は約133億5000万円。

提供:建通新聞社