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建通新聞社(東京)
2016/07/01

【東京】東京航空局 羽田第2ゾーンの事業者提案公表

 国土交通省東京航空局は、東京国際空港第2ゾーン(大田区羽田空港2丁目)の整備・運営事業者として選定した「住友不動産・東京国際空港プロジェクトチーム」の提案内容を公表した。建物は延床面積7万9,879平方メートルの規模で、中核施設としてラグジュアリー、ハイグレード、スタンダードの三つのタイプのホテルを用意するとともに、複合業務施設として600人収容のバンケットルームなどを配置する。2018年1月に着工し、20年5月に完成させる。
 住友不動産を代表企業とする同プロジェクトチームは、住友不動産ヴィラフォンテーヌ、日建設計、西松建設、前田建設工業で構成。国際線地区に隣接する多摩川沿いのエリアである第2ゾーンを年額27億円で50年間にわたって借り受け、ホテルを主体とした施設を建設・運営する。
 同グループの提案では、住友不動産ヴィラフォンテーヌが運営する▽ラグジュアリーホテル(12階建て延べ9,437平方メートル、154室)▽ハイグレードホテル(12階建て延べ2万0,626平方メートル、644室)▽スタンダードホテル(12階建て延べ2万3,652平方メートル、906室)―の三つのホテルを中核施設として建設する。
 飲食施設や物販施設、バスターミナル・ステーション、おもてなしセンター、温浴施設、フィットネスといった機能も配し、住友不動産が協力会社とともに運営する。ディスカバー・ジャパン・プロムナードと名付けたアクセス道路やバンケットルーム、イベントホール、イベントシアターなどの施設も整備し、こちらは住友不動産ベルサールが協力会社と運営していく。

提供:建通新聞社